日本のお祝い

知って得するご贈答マナー

風呂敷で贈答品を包む女性の手

最近では、あまりお中元やお歳暮を贈らないというご家庭もあるようですが、ご贈答のマナーを知っておくと、いざという時にとても役に立ち迷わなくて済みます。

ここでは一般的に知られているお中元とお歳暮のマナーについてご紹介します。
ご参考にしていただければと思います。

お中元のマナー

お中元ギフト

一般的には、7月初め頃より中旬頃までに贈ります。うっかり遅くなってしまった場合は、暑中見舞い・残暑見舞いとして贈りましょう。

品物に掛けるのし紙は、通称花結び祝いと呼ばれるものを使用します。のし紙についてはお中元用と言えば、購入するデパート等が準備してくれるので任せてしまいましょう。最近ではエコということでのし紙もずいぶん簡素化されているようです。

本来お中元は先方のご自宅に持参するのがマナーですが、近年ではデパートから直接お送りしたり宅配便を利用することが多いようです。

お中元
贈答品

お中元をいつまで贈るのかについては悩むところですね。日頃のお付き合いに応じて人それぞれだと思いますが、仲人や媒酌人などお世話になった方には最低3年間は贈るというのがマナーです。

お中元選びに迷ったら、定番の人気商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。

普段自分ではなかなか購入しないような、高級フルーツやスィーツソフトドリンクなどなど好みの商品が見つかるかも知れませんよ。

★心をこめて贈りたい!人気の商品からじっくりと選びましょう★

お歳暮のマナー

12月初め頃より遅くとも20日頃までに贈るのが一般的のようです。

早いところでは、11月末頃からデパート等でお歳暮の特設コーナーが設けられます。万一、遅れてしまって年内に届かない場合は1月6日までに「お年賀」として贈ると良いでしょう。この場合は手紙か電話で、その旨を伝えておくことが望ましいようです。

のし紙や贈り方等については、お中元と同様です。最近はデパートが届けてくれるところが多いので、後日ご挨拶状を送ると失礼がないと思います。

先方が喪中の場合 お歳暮をお贈りしても構わないのですが、どうしても気になってしまいますよね。その場合は、寒中見舞い(松の内以降立春まで)として時期をずらして贈ると良いでしょう。

何を贈るかが一番悩むところですが、相手の好みや家族構成、年齢などを考慮して喜んでいただける贈り物を選びたいものです。

何人もの方に贈る場合は同じものになってしまいがちですが感謝の気持ちが伝わってこそ意味がありますから 十分に考えて選ぶように心がけましょう。