日本のお祝い

基本的なお礼状のマナー

基本的なお礼状のマナー最近は手紙やはがきを書く人は少なくなったのではないでしょうか。

「用事はすべてメールで済ませる」といった人も珍しくありません。ですが、日本のお祝いごとに関するお礼はメールではなく、やはり心を込めて手紙やはがきで伝えたいものです。

電話で済ませる人もいるかと思いますが、電話は略式なので 改めてお礼状を送りましょう。

ここでは、知っておくと役に立つ様々な場面において、お礼状の書き方を考えましょう。

結婚祝いをいただいた場合のお礼状

結婚祝いをいただいた場合は、お礼状をだすとともに お返しの品も考えましょう。

披露宴にご招待をする場合は、披露宴での食事や引き出物がお返しになりますがそうでない場合は、相手の付き合いの程度や お祝いをいただいた時期なども考えてお礼状とともにできるだけはやく送りましょう。

お礼状を書く際のポイントは、時候の挨拶を書いた後、自分の言葉で 感謝の気持ちとふたりの喜びの気持ちを素直に書くようにしましょう。

難しい言葉を並べなくてもOKですよ。

卒業祝い・入学祝いなどをいただいた場合のお礼状

子どもの成長をお祝いする入学祝いなどは 基本的にお返しは必要ありません。ですが、お礼状は心をこめて送るようにしましょう。

子ども本人が「ありがとう」と書き添えたり 絵を書いたりすると喜ばれると思います。

お礼状のポイントは時候のあいさつの後、お礼の気持ちを書き 本人の様子を伝えます。

小学校の入学など、子ども以上に親がうれしいのはわかりますがお礼状には、あまり親ばかぶりを書かないほうがいいでしょう。

差出人の名前は、お祝いをいただいた子どもの名前も忘れずに書くようにしましょう。

出産祝いをいただいた場合のお礼状

出産祝いをいただいた場合はお礼状とともにお返しの品を考えましょう。

お礼の言葉はもちろんですが、 赤ちゃんの写真や名前など、アイディアいっぱいのカードにしてお返しの品に 添えるのもいいですね。きっとお相手も目を細めて見ていただけることでしょう。

お礼状のポイントとしては、時候のあいさつの後お礼の気持ちを書きます。そして、赤ちゃんの名前も知らせます。

最近は読みずらい名前も増えているので、その場合はふりがなもつける配慮を 忘れないようにしたいものです。また、赤ちゃんの様子も伝えましょう。